2016年11月14日月曜日

モニターとTVの兼用

仕事用にPCモニターを調達し、半年ほどしたところで家庭用TVに転用できるか、という検討。このような意味不明の転用を検討する背景は、少々不毛であるのでここでは言及しない。

検討候補は、HPの個人向けモニタ。
http://h50146.www5.hp.com/monitors/personal/

このシリーズをピックアップした理由は、"キャンペーンがあれば安い" こと。そして薄いこと。しかしこのモニタはスピーカーを備えていない。当然、TV代わりになるはずがない。

そこで、アイ・オー・データの製品などを眺めてみたのだが。
http://www.iodata.jp/product/lcd/wide/index.htm

オーディオの出力は低い。TV製品の何分の1か、といったところだ。別に大音量を必要としているわけではないが、そもそも目的が全く異なる製品であるのだから致し方ない。まして、出力だけの問題でないことも当然だ。

では、モニタはHPの製品で、音声は別機器で再生する方法ではどうか? と考えたのだが。調べてみると、映像/音声出力元であるBDレコーダーから音声を出力する方法は光デジタル出力のみ。これに対応した小型アンプスピーカー2本で \27,621-ほどを要し、トータルコストは\41,121となる。

この費用であれば、そもそもTVを調達してPCモニタ代わりに使えばいいのでは!? と誰しも考えるところ、実際、TV単体であれば \29,800、なるほどずっと低コスト~以上終了。
 
...では済まないのが面倒で。

昨今のTV商品はチューナーを2系統持つものが多く、外付けHDDを追加するだけでレコーダー機能を持たせることができる。であるので、TVを買うならば従来のBDレコーダーを実家に転用したくなる。

そして、レコーダーに使えるほど大容量のHDDは余っていないので別途調達しなくてはならない。外付けHDDは1TB \9,280-ほどだ。さらに、従来のレコーダーを手放すとBDドライブがなくなるので、これも対策しなくてはならない。USB3.0対応のBDドライブが\11,511-。となるとトータルコストは\50,591-だ。コスト以上に "実家も含めた利用価値" は増大しているが、手元に限ってみればBDの視聴が根本的に不自由になる。しかし、BD視聴が不自由になったところで、DVDが廃れない限りBD視聴の機会は非常に少ないという面も。

また、機能やコストどうこう以前に、そもそもHPのモニタの応答速度(カタログ値としては速くない)で、TV視聴/特にスポーツ視聴に耐えるかどうか? テストしてみなければわからない。

とまぁ、たかが5万や10万の話で時間をかけるのもバカバカしいことではあるが、要件にマッチしない物品やサービスにカネを使う愚かさに比べれば、相対的にはマシである。さて、どこをどう取捨選択するか。


ネットのバカリフレ論者、あるいは大企業病も傲慢無自覚な無能ビジネス企画部ではないので、現実の比較検討は、ボクの最強の脳血管硬直リロンのようにはいかない。





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